マイグレーションキャンプ
“SAYARI SOUTH CAMP”
セレンゲティの南西部にマイグレーション(ヌー、シマウマ移動)にあわせて、設置されるラグジュアリーなテントキャンプ。
設置期間は12月16日~3月16日までの3ヶ月間、6張りの宿泊用テント、ラウンジテント、レストランテントにスタッフ用のテントが後方に設置をされています。
移動テントを運営するASILIA CAMPは、セレンゲティ北部、中央部、タランギレ国立公園とロリロンドコントロールエリアにあります。
ラウンジテントにてチェックインが終わると、専任のバトラーさんに、飲みもののオーダー、シャワーの時間、夕食の時間を告げ、テントへ
飲み物は、ローカビール、スピリッツ、ワイン、ソフトドリンなどお好きな物をオーダー、飲み物は宿泊料金に含まれていますので、酔っぱらわない程度に!
テントの裏側で、水音がするとバトラーさんがお湯をタンク入れているところで、早速、サファリで埃まみれのからだに頭からシャワーを浴びて、さっぱりとしたところで、すでに、セレンゲティの草原は闇に包まれ、キャンプファイヤーの周りに泊り客の話声が聞こえてきます。夜、テントを出る際は、部屋にあるフラッシュライトをラウンジテントに向けてシグナルを送るとバトラーさんが走ってやってきて、レセプションエリアに誘導をしてくれます。
キャンプファイヤーでは、宿泊客どうし満天の星空を見ながら静かに語らい、南アフリカ産のリキュール・アマルラなどを飲みながら、ディナーの時間まで過ごします。周りは漆黒の闇の中に、虫の音やハイエナの鳴き声が続き大自然の真っただ中にいるのを実感致します。
ディナーは当方が一人だったため、キャンプマネージャーのMr,Kenneth が同席をしてくれて、楽しいディナータイムでした。
食事の終わるころ、バトラーから翌朝のモーニングティーの時間を聞かれ、サンライズの時刻が6時50分ころですので、6時30分に持って来てくれるように頼みました。
食事後、バトラーの誘導でテントに戻り、早々とベッドに入り眠りに就こうとすると、低いうなり声!あれは間違いなくオスのライオンが縄張りを主張する声である。このテントの数百メーターのところにライオンがいることは間違いなさそうである。
何事もなく、バトラーの明るい“ジャンボ”との掛け声に、テントのファスナーを開け、昨夜、頼んでいたモーニングコーヒーをすすりながら、地平線が赤く染め上がり太陽が昇りはじめました。