• 映画「沈まぬ太陽」に見るアフリカの風景

    Posted on 11月 11, 2009 by in アフリカ情報, スタッフBlog [4,025 views]

    (2006年ケニア・マサイマラ国立自然保護区にて撮影)

    映画「沈まぬ太陽」を観てきました!

    多くのコマーシャルや、主役を演じる渡辺謙さんのドキュメンタリーも映画公開前に放映され話題になりましたので、ご存知の方も多いと思いますが、山崎豊子さんの同名ベストセラーを原作に、巨大企業の中で翻弄されながらも、不屈の精神を持って信念を貫く主人公・恩地の生き方と、生命の尊さを描いた作品です。

    映画のストーリーは、御巣鷹山で起きた旅客機墜落事故を中心に進んでいきます。自社の航空機が起こした未曾有の大事故により、多くのご遺族のやり場のない怒りと悲しみに触れ、心を痛める恩地。かつて労働組合委員長として会社と闘っていた若き姿、その懲罰人事として10年にも及ぶカラチ・テヘラン・ナイロビの海外勤務での苦悩の日々の回想シーンを挟みつつ、会社の再スタートのため立ち上がった恩地の前に、政界をも巻き込んだ巨大な壁が立ち塞がる・・・といった壮大なストーリーです。

    映画の中では海外勤務時代の場面が度々出てきますが、中でもケニアでのシーンが特に印象的です。
    ロケは実際にケニアのマサイマラ国立自然保護区で行われたそうですが、冒頭の旅客機事故発生のシーンにフラッシュバックで登場するゾウのハンティング、雄大な大地にライオン・ゾウ・キリン・シマウマなどの群れが生息するサバンナ、どこまでも続く地平線に沈みゆく真っ赤な夕日・・・。映画館の大きなスクリーンで観ると、痛ましい航空機事故の対比として、余計にそれらが印象強く感じられます。

    圧巻はラストシーン。主人公がどんな思いを抱き、再び訪れたアフリカの地に立ったのか・・・ご興味のある方は、是非劇場に足をお運び下さい。

    さて、映画の主人公・恩地のモデルになったと言われている小倉寛太郎さんは、随筆家・写真家としても東アフリカに関する多くの著書を残されています。
    中でもおススメは、「フィールドガイド・東アフリカ野生動物-サファリを楽しむために」(講談社・ブルーバックス)。サファリの楽しみ方や諸注意といったお役立ち情報も収録しながら、野生動物の美しい生態写真と解説で構成した、初めての東アフリカ野生動物ガイド。著者の豊富な知識・経験に基づき、ユニークな記述で書かれた本書は、サファリに行く方はもちろん、普通の読み物としても充分楽しめる内容です

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